2016年04月02日

オールアバウトの記事を追加しました

脊椎疾患の治療について、オールアバウトに記事を追加しております。
どうぞご覧ください。
posted by 獣医師 at 00:20| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医師という職業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月31日

検索ワード

久々の書き込みです。
このブログ、どういうワードで調べていただいているのか?と見てみますと、
獣医師が一番。
なんか恐縮です。もっと活躍されている方のサイトがあるのに、とか。

ただ、いろいろな方の客観的な立場や意見を、執筆も業務とする者としてたくさん記録しておりますので、参考になるかと思います。
特に、キャリアの問題。長い人生ですからどのように職業を選ぶかは参考になるかと思います。
最近は女性の獣医師が多くなってきましたので、そのあたりもたくさんインタビューをしています。

また、理科教育の問題についてもたくさん書いています。
私自身、それほど数学が得意だったわけではなく、「理系マインド」を身に着けるにはいろいろ努力をしました。
それが何かのお役に立てばと思います。

獣医師でない方も、ペットや動物のことなど、参考にしていただければ幸いです。
nizaemon1.jpg
posted by 獣医師 at 20:37| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医師という職業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月01日

理科系マインド育成に対する親の役割

それでは、理科系マインド育成について、親御さんは何をすればよいのかというと、
まず、
何もしない
何もしないで、観察をします。
何が好きなのか、
どんな本を読もうとするか
などです。
ここで「御母さんは君に生物学者になって欲しい」とか「こんな本を読むと面白いよ!」
などと言わない。
はっきり言って厚かましいです。
自分が同じように理科系ができて、そのような仕事をしているのならまだ許せますが、自分の出来なかったことを子供に託すのは失礼です。
それならまず自分が数学の本でも買って、問題を解いてみることです。

私の友人の息子は、あるサッカーチームのGKです。
彼がユースにいるとき、何度か会いました。
御母さんに、
「早くからサッカー選手にしようとおもってたの?」と聞くと、
「野球とかだと、何でも親が行かなくてはいけないので、少しでも楽なサッカーにした」
との返事でした。
伸びる人は何もしないでも伸びます。

だから、まずいろいろなところに連れていき、いろいろな人に会わせるのがよいのではないでしょうか?
子供は親の思い通りになかなかならないものです。

posted by 獣医師 at 14:22| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医師という職業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月30日

オールアバウトに新記事をアップしました


犬や猫を「途中から飼う」 際に心掛けておきたいこと

がタイトルです。
これから飼えなくなった犬などを引受けようとお考えの方に、ご参考になれば幸いです。
posted by 獣医師 at 20:52| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医師という職業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

更に、理科系マインド

理科系マインドは一日にしてならず!
だから、有名校に入って喜ぶ御母さんとか、それはそれでめでたいことですが、「先が長いですよ」と言いたい。

有名受験校だと、ある意味「無駄なこと」をさせてくれませんが、無駄なことにもちゃんと意味があるのです。
これをやってダメだった、という知見は、やってみないとわかりません。
それを他の人の体験や知識で補うのは時間の節約のようで、そうでないのです。

自分でやらないとわからないこと

って多いのです。
かえって田舎の二番手、三番手の高校で生物クラブの部長をやってたりする子の方が伸びしろ」あります。
そして、勝負は大学・大学院に入ってからなのが理科系ですから、この「伸びしろ」は大切です。
あまりレベルの高い学校に入ってしまうと、これがなくなる。

無駄なことをする→学習する→次の無駄なことにそれを活かす

の繰り返しで生物進化も出来上がっていますから。

そして、もしあなたのお子さんの学力向上のために、部活、特に運動部をやめさせようと思う御母さんがおられたら、それはやめなさいと言っておきます。
理系はとにかく体力です。
また、複雑な人間関係の中で作業をすることもあるので、ある程度の理不尽さに耐える力がないと心が折れます。
更にブラックなことを言うと、理科系・技術系は景気の影響を受けやすいので、ある日突然

研究所閉鎖・営業に回ってくれ
というのもあります。
嘘ではないです。私の同期の人など、動物園に雇用されたとおもったらそこが閉鎖、その後系列会社のホテル支配人になりました。それでも給与は保証されますから、ありがたいことです。

その時しっかり営業ができるためにも、今、炎天下で汗を流すことが必要なのです。
だから、理科系は一日にして成らず。

posted by 獣医師 at 08:46| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医学的考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月28日

「理科マインド」の育成

昨日の続きです。
「理科マインド」の育成について。

「そんなの、合格してから専門課程の教育があるので、今からしなくてもいいだろう」と言われそうですが、それは違います。
理科系の学部は必ず研究室配属があり、論文があります。
かなりの割合で大学院に進学するので、その場合は修士論文があります。
それが出来てないと、必ず躓きます。

要は、この段階で「理科系に向いているか、いないか」の判断を自分ですることになります。
「理科マインド」が育成しにくい場合は、文化系に変更するのも良いと思います。
「理科マインド」とは、ニュートンがりんごの落ちるのをみて万有引力を発見したように、周囲の人と違う眼で、起きている事象を見る、そんなイメージでしょうか。

具体的にどうすればよいのか?

1 思考方法を変える
何でも最初から答えがあると思わない。大学院の研究は、参考書の裏に答えがついていません。
集めたデータから答えを見つけていくものです。
すぐ答えを欲しがる自分がいたら、そこを変えていく。

2 実物を見る
博物館・科学館に行って、実際にモノを見る。
受験で勉強している科目とのリンクをつけることです。

3 手を動かせる人になる
医科系に入ると、奴隷のように作業が多いのに驚きます。
実験でささっと動けるようになることがは、大切です。
また、意外なことですがお茶を習うと無駄な動きがありません。私自身、習う前と習ってからで、器具の扱いや置き方に大きな違いがありました。茶道はすごいです。

4 科学雑誌・書籍を読む
専門の裾野を広げる努力です。最新の技術を知っておくことも必要です。
特に獣医師は領域が広いのに、他の人は何でも知っていると思っていろいろな質問があります。

5 人間関係を有効に築ける人になる
この能力は大切です。研究はチームで動くので、勉強一筋で来た現役生より、運動部をやって、浪人し入った学生の方が組織内でうまくやっている様子をよく見ます。

その他、あるとすれば漠然と「多い」とか「かなりの」とか言う表現を避けることです。
日常の習慣です。数量でものごとを把握する習慣も大切だと思います。
数値は時には自分を裏切り、残念な結果を見せることがあります。それにも耐えていかなければなりません。
理系は一日にして成らず、です。
posted by 獣医師 at 02:21| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医学的考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

偏差値および理科教育

久々に偏差値というものを調べることになりました。
偏差値とは今更言うまでもないのですが、

「偏差値」とは、テストの得点分布のなかで平均点と標準偏差の2つの条件を用いて、基準を同一にして各受験生の得点から導き出された“全体のなかでの学力位置"を示す値です。

とあります。
今のところ試験に通るかどうかを見るにはコレが一番有効な手段なのであります。
大学入試は全国の高校生・浪人が受けるので、その母集団のデータが大きいほど信頼できる偏差値データが取れます。
なので、親御さんは

1 子供が学年一番とかで安心しない
2 小さな塾に頼り切らない

で、できるだけ早く、自分がどの位置にいるかを調べることです。
たとえば大阪府立大学獣医学科は定員40名です。
自分の上に40名志望者がいれば、当然落ちる。
そうした自己の「立ち位置」を早く見つけるのが全国基準の模試を受けて、偏差値を知ることです。

だから、全国模試を受けないで、○○大学に行きたいといってるのは、不動産屋の見積もりを取らず、「この土地は駅前だから高くうれる」と行ってるオーナーと同じです。
3社くらいから見積もりをとれば、おおよその価値がわかります。
受験も同じことです。
数字としてお伝えすれば、偏差値73だと、上位1%のところにいます。
66だと、5,6%です。当たり前の話で(偏差値の定義から)、50だとちょうど真ん中です。
35だと、93.4なので、下から6.6%の位置にいます。100名の集団なら下から7番目です。

塾の経営者でもないのに、なんでこんなことを言うのかというと、高校2年くらいになってから、「獣医学科に入りたいんですが」というようなメールが来るのです。

はっきりいって、遅い。

もちろんあなたが東大理T合格判定が出ていて、こういうことをおっしゃるのなら話は別です。
相談する人に限って、偏差値とかその他のデータをもっていない。他の人に相談していない雰囲気があります。

早くそうしたダチョウ状態から脱却して、自己の立ち位置を見極めることです。

というと、二度とメールが来ない。
なんなの私って?夢を語る相手?

話を戻して、そういう訳で、できるだけ早く大きな母集団のデータを取る=全国模試の順位を知ることです。
・・・・・・・・・・・
で、ここまでが前半です。
タイトルに「理科教育」ってあるでしょ。

高校1年も、2年も、3年も、浪人も、社会人受験者も、一番やることは

「理科マインドを育成すること」

です。それは急にナショナル・ジオグラフィックを購読しても、ニュートンを購読しても(しないよりましだが)、出来上がらないものです。
物事を数量的に把握する訓練も大切ですし、自分のやろうとしていることが将来どうつながるかを考えるのも大切です。
要は、サイエンスに対して広い裾野をもつことだと思います。
それを日常の受験をしながら育成していく。

そのやり方については、次回解説します。

posted by 獣医師 at 15:07| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医学的考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暑い季節です!ペットの体調管理に注意!

今年もまた猛暑です。
ペットの体調管理、大丈夫でしょうか?
また、お盆で移動などもあると思います。
とにかく無理のないように、よく観察をして下さい。
service_inu3.JPG
上の画像のような恵まれた環境で移動できる犬はまれです。
お気をつけていただきたいこと

1 犬は毛皮を着ていることを忘れずに。
人の何十倍も暑いのです。

2 炎天下の散歩は避ける。
よく、日中に散歩をさせているひとをみかけますが、あなたは靴を履いても犬は肉球だけです。
こんな飼い主は
「鬼畜」
だと言いたい。
自分が裸足で散歩すればわかるって。

3 室内に入れても、温度管理を忘れずに。
これは猫も犬も同じことです。

4 車の移動は余裕を持って
皆さんが御存知ないだけで、旅先での死亡例は結構多いのです。
健康に不安のある犬はペットショップに預けるなどの対策を取りましょう。

5 サービスエリアでのトラブルに注意
ドッグランなど整備されているサービスが多くなりました。その分他の犬との接触が増えます。
喧嘩などで怪我をしない、させないように十分注意してください。

6 その移動、本当に必要ですか?
犬も猫も自分の縄張りから出るのは不安です。飼主が「旅行させてあげよう」と思って、喜んでいるペットは意外と少ないかもしれません。
とにかく暑い時期です。しなくていい移動は避けるのが賢明です。
posted by 獣医師 at 14:30| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医学的考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月07日

オールアバウトのガイドを勤めさせていただくことになりました

このたび、オールアバウトのガイドを勤めさせていただくことになりました。

本当はもっと適任の方がたくさんおられると思うのですが(こういうところが極めて京都人的)、本当に書くことが多い先生方はお忙しく、代わりに、本を出したりで取材慣れしている私が書かせていただくことになったといういきさつなのです。

できるだけ公平な立場で、「人と動物がかかわること」についてご一緒に考えさせていただければと思っております。
オールアバウトはたくさんのガイドさんがおられ、皆さんそれぞれ専門の知識を惜しげもなく公開しておられます。
「動物病院」の項だけでなく、ぜひ他の分野もご覧下さい。
責任のない発言などがネット上に飛び交う昨今ですが、ぜひこちらで価値のある情報を見つけていただければと思います。

初めてお越しの方へ:
このブログはかなり昔から始めたもので、獣医師の方々(特に女性)と学生の方々への情報提供も兼ねております。
スタンスとしては、「人間も動物なんだ」というところでしょうか。
獣医学については専門の立場からできるだけ幅広い情報を提供するように心がけております。

ペットを飼っておられない方は面白くない箇所もあると思いますが、面白い記事もちょっと作っていますので、何かのお役に立てれば幸いです。

posted by 獣医師 at 12:05| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医師という職業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

少子化・人口減少は本当に困るのか?

人口が減っています。
労働人口も減っているので、昔のような電車の混雑もやや少なくなりました。
郊外で空家が多くなりました。

政治家の人の話は、まずこの少子化と人口減少を問題にしています。
人口と生産性が減るのです。困ったことになります。
だからわが党の政策は....という話になって、どちらを向いても人口減少は困ったこと、という前提です。

また、ここは獣医学的考察の場なので、生物学的に考えてみたいと思います。
生物の集団として考えた場合、いままでの日本、特に都市部は生物の環境としては「過密」に過ぎたのではないでしょうか。
今日は3月11日です。
地震の直後、都市部で自宅に帰れない人(勤務先から自宅まで2時間以上というのも、世界的にみるとまた異常)があふれていました。
江戸時代はみな、すぐ近くの長屋に住んでいたのです。

人口が減ると困ること
1 工場などの労働人口が減る。
2 経済規模が縮小される(経済の規模は経済的やりとりをする人間の数に比例すると考えるなら)。


逆に、減ると助かること
1 環境汚染が減る。
2 住宅問題が解消する。

   一頭(一人)あたりの占有面積が増え、生物としては快適な環境になる。
3 介護や医療にかかる費用が少なくてすむ。

4 過密による伝染病の拡散の可能性が減る。
5 食糧が少なくてすむ。


人口が減ると、もちろん生産も減りますが、その人口を養うためにかかっていたコストも減るのです。
ここ、テストに出ます
そのことを忘れている人が多い。


知り合いの獣医師の方の話では、大学病院勤務だった同僚の方が、寝るまもない研究と、往復2時間の通勤で、ある日研究所のトイレで死んでいるのが見つかったそうです。
人口が増えると、土地価格も安くなり、通勤も楽になってこういうこともなくなるでしょう。

生産性が一番のネックでしょうが、ロボットの開発などで日本はトップを走っています。
私が学校に電車で通っていたとき(中学)、田んぼはあっという間に埋立てられ、建売住宅がどんどん建っていきました。
「この環境危機に危惧を感じて獣医師になった」というとそれは格好よすぎですが、このまま人口が増えるとどうなるのかなという危機感はありました。
むしろ今の状況を見て、安心したと言いたいくらいです。

団塊の世代の人たちは、自分達なきあと、人口が少なく、環境が綺麗で、高度の生産や文化レベルをもつ日本が残る、なんてことはあまり認めたくないのでしょうね。
どこかで「人口が多い環境でやってきた日本が正しい」と思いたいのでしょう。

マキアベリが言う「国家として最も怖ろしいことは、人口の減少である」 は今の世界で正論なのでしょうか?
当時は戦争は兵隊の数で勝敗が決まり、生産性もまた同じでした。
その理論が今でも正しいのでしょうか?戦争は数ではなく技術・生産も世界中で行うことが可能になっています。

人口増加=国力増強という理論を展開して、「生めよ増やせよ」キャンペーンをした結果が、現在の「逆ピラミッド」です。
問題があるとすれば、この方たちがいなくなったとき、それに対応して作ってきた施設(医療・介護施設)と人員(看護士・介護関連の方々、薬剤師などの医療関連の方々)の配転をどうするかです。
その転換がゆるやかに起こってくれることを願っています。
posted by 獣医師 at 10:05| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 獣医学的考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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